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コラム-39 「かっこいい動画」ってどんな映像?~流行りの要素は大切!~

「かっこいい動画」と聞いた時に、どんな映像を想像するでしょうか?

趣味として、また仕事として動画を扱っている人間はもちろん
「カッコいい!」と言われるようなムービーは、誰でも作ってみたいはずです。

その「カッコよさ」とは一体なんでしょう?

「面白い動画」と「カッコいい動画」は、微妙に違う気がしますし
「目を奪われる動画」は人それぞれです。

当然、人によって異なる「好み」の問題も大きく影響します。

そしてもう1つ、忘れてはならないことが「時代」という要素であり
簡単にいえば「流行り」というものが、非常に重要になるのです。

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自分の感覚と人の感覚は「大体同じ」

動画に限らず、時代によって様々なコンテンツが姿を変えます。

それは人が「面白い」と感じる「魅力的な要素」は、常に変化しているためです。

動画コンテンツに関して言えば、映画、ドラマ、CMそれぞれが時代を反映しています。

移っているもの、人はもちろんのこと

  • 脚本
  • カット割り
  • 画角

それぞれ4、5年で程度で変わってくるものです。

「モノクロ」や「ハイビジョン」といった、技術的な進化はあるのせよ
受け取る要素は「内容」が圧倒的に大きいはずです。

典型的なもの例が「トレンディードラマ」であり
今見れば「恥ずかしいな」と思ってしまうような展開でも
「当時は」それがウケていたのです。

そしてそれは、同じ時代を生きている
「自分」も「他人」もほとんど変わりないことが現実です。

また、アナログ(4:3)からハイビジョン(16:9)の
「アスペクト非」の変化は、特に画角に関して大きな影響を及ぼしています。

やはり「リズム」が大事?

カッコいい映像は、なんとなく「カット割りが早い」という印象を沸かせます。

しかしながら、アメリカのドラマや映画等では
非常に長い1カットを使っていることも多く
単に「早いからカッコいい」というわけではないはずです。

しかしながら「リズム感」というものは非常に重要であり
「セリフ」「状況」何より「音」の要素が大きく影響します。

「音楽PV」は参考にすべし!

カッコいい動画といえば音楽PV(プロモーションビデオ)を
思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?

「音楽」は、非常に大きな「音」としてのコンテンツです。

PVというものは、商品を「紹介」するものであり
対象・用途は、様々なものが存在しますが
ディープなビデオファンというのは、音楽PVを参考にしない人も多いです。

なんだか「俗物」な印象があると同時に
「あんなもん!時代によって違うじゃないか!」
という意見が多いのです。

正に「時代」が大きく影響しているのです。

昔の「歌謡曲」のスタジオ映像は
とにかく「オーバーラップ(ディゾルブ)」を多用していますが
それは「オーバーラップ」が「目新しかった」ことも影響しています。

新しいものには、みんな興味を持ち
「なんだか、よさげ」という印象を無条件に持つのです。

「今(2016年)」は「画角」の時代?

結論として、何がいいかは「その時」の流行りによって変わります。

そういった見方では、現代(2016年)の時点では
「一眼ムービー」のブームの影響もあり、より「画角」が重要である気がします。

「ドローン」といったものによって「インパクト」を追い求めるか
また「レンズ交換」によって、今までのカメラでは撮れなかったような
「広い画」や「よっても綺麗な画」なのかは、様々です。

そして、その後の評価は変わり続けるということです。

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