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コラム-53 素人っぽく見られない動画の作り方

動画を利用して、収益を上げていくことを考えた時に
少しでもお金をいただくなら、「趣味ではない」という感覚が非常に大切です。

お金を受け取る可能性がある時点で、
ある程度は「カッコのついた」ものを提供する必要があります。

そして、その際に最も気にするべき要素が「素人っぽくないか?」という点です。

素人っぽさの例として、

  • カットつなぎが早すぎる(作った人でないと理解出来ない)
  • 必要のないカット割りを多用する
  • ブレとブレでつないでいる(見ている人が酔っ払う)
  • 文字で大事な部分を隠している
  • 文字が切れている
  • 文字が見づらい(背景と同化してしまっている)
  • 無駄なエフェクト・トランジションを使う
  • とにかく派手

意外とたくさんありますが、一番は「客観性がない」ということです。

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いい映像は「見やすい」ものである

動画制作を始めたばかりの初心者は、一度「素人以下」に陥ってしまう傾向があります。

動画制作に酔ってしまうんですね。

動画制作は、見ている相手を楽しませる要素も必要ですが
映画やドラマを作っている訳ではないので、面白さはそれ程重要ではないはずです。

まずは、「見易さ」と「分かりやすさ」が大切です。

「シンプル」を意識する

素人っぽくない動画というのは、とでも単純です。

「シンプル」で「見やすい」

ということは

「丁寧」ということです。

スーパーのパックのお寿司と、職人が握ったお寿司というのは
作り方の要素は大した違いはないはずですが、全くの別物であるはずです。

いわば「完成度」です。

丁寧に米を炊き、丁寧にシャリを握り、丁寧にワサビをつけ
丁寧にネタを乗せ、丁寧に全てをマッチングさせます。

そこに派手さはないはずです。

エフェクトなんて、たまに使えばいいんです。

寿司で言ったら「炙り」みたいなもんです。

ちょっとだけ付け足すとすれば

ただし、

「あまりにもシンプルだと退屈」

と感じてしまうお客さんもいるはずです。

そういった場合に最も効果的なものは、「2カメ」の技術を使ってみることです。

実はこれ、一気に難易度が上がってしまうのですが
派手な演出よりは、2カメのスイッチング編集の方が「プロっぽい」です。

最も簡単な2カメ動画の作り方としては、1台目をヒキ・2台目でヨリを撮影します。

カメラをパンしたりズームしたりしなくてもいいところも、2カメのメリットです。

スイッチングをきっかけに、カットを考えて
テロップを入れたりといった、ちょっとしたテクも使えます。

撮影も編集も少し面倒になりますが、一気に「業者っぽい感じ」が出るのでおすすめです。

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