「映像制作」や「クリエイター」と聞くと、何となく「オシャレ」な印象を受けます。
が、
実際には、決してオシャレではなく(もちろん、オシャレな人もたくさんいます)
非常に地味な・泥臭い作業の多い職業です。
「映像関係のオシャレな人」というのは、いわゆる「業界人」の中の
実際には作業をしない人が多く、実際の現場には汚いおじさん・オタクばかりです。
というと極端ですが、
「オシャレな仕事をしたいから、動画制作に携わる職業に就きたい」
という方には、おススメできない道です。
しかしながら、
それでも「なんとなくやってみたいな」という方や
趣味として長年培った技術で、お金を稼ぐことができるか試してみたい、といった
「仕事としての映像制作」に挑戦したいと思う方も多いかもしれません。
「脱サラ」「転職」はおすすめできない商売・・・
まず最初に、「転職」としての就職はおススメできません。
脱サラして、映像制作の会社に入社(厳密には脱サラとは言えませんが・・・)した人でも
うまく対応できる人もしますが、やはり「下っ端」は体力仕事が多い職業であり
社会人として過ごしてきた人が、「一から学ぶ」ということはなかなか厳しい道と言えます。
他業種から転職して動画制作を始めたという人、趣味が高じて転職してくる人は
やはり共通して、「理想」と「現実」とのギャップに悩まされることが多いようです。
「作りたいものを作る」というのは、相当に出世しなければできないことであり
それがやりたいがために、「独立」という道をとる人は多いです。
そのため、希望を持って始めるとすれば
やはり「新卒」といった、若い時期に経験するべき試練と言えます。
※参考記事
>>「クリエイター」になりたい人へ
「副業」としてかじってみるのが無難
現在、他のお仕事についている人の中でも
「どうしてもやりたい!」という、強い気持ちを持った方もいらっしゃるかもしれません。
そういった人はぜひ「副業」として、映像制作の仕事に関わることがおすすめと言えます。
実は、一般的な「アルバイト」を募集しているサイトに求人が紹介されており
「未経験者歓迎!」といった中には、実際に「カメラを回す」仕事もあります。
こういったものを利用して「修行」しつつ、「お金を稼ぐ」ということは
経験と実益の両方をかっせぐことができる、非常に「要領がいい手段」と言えます。
(特に「土曜」「日曜」が休みという方は、「ブライダルカメラマン」がおすすめです)
中には、「週末のアルバイト」で始めて
最終的に会社を立ち上げる人も、実際にたくさんいます。
いずれにしても「早め」に始めるべき
実はこの「動画制作関連のバイト」は、「けっこう稼げる仕事」でした。
特に「自分のビデオカメラ」を持ち込む仕事は、なかなかいい条件でした。
意外とアルバイトの方が稼げる(割がいい)ということは
どの業界にもあることだと思います。
「本業」として映像に携わっている人の中でも、
「バイト」をしている人は多くは、多く見られました。
そもそも、バイトする必要がある・・・
つまり「基本的に給料が安い」ということも、
転職先として「制作会社」をおすすめしない理由でもあります。
「社会保証がない」といったデメリットは存在しますが
フリーランスであれば当然のこと、会社員であれば「本業の会社」で入っていることから
非常に「使い勝手のいい」副業の1つとして、密かに人気があったのです。
しかしながら、こういった情報が広まってしまったこと
映像制作のハードルが下がったことから、ライバルが増えたこと
何より「ギャラ」のダウンによって、それほど魅力的ではなくなってしまいました。
そうは言っても、「ちょっと稼げる系」には違いなく
機材を持っているのであれば、ぜひ挑戦してみることをおススメします。
「とっても地味な作業」をどう受け止めるか
動画を制作する工程には様々なものがあり、
「外注」する作業というのも非常に多いものです。
必ずしも、「撮影」「派手な編集」ばかりではありません。
非常に地味な仕事の方が多いと言えます。
簡単な映像作品(切ってつないだだけ)を、
「大量に作って、MP4で送る」といった依頼・作業等は
映像制作が手軽になったことで、非常に増えてきたアルバイトと言えます。
ただし、やってみなければ分からないものには違いなく
やはり「やる気」があるなら、後悔のないように挑戦すべきです。