前回に引き続き、「一眼レフムービー」のお話です。
一眼レフムービーが、盛り上がってきたのは
およそ3年ほど前からですが、その盛り上がりはすぐに火がつき
あらゆるジャンルで、一眼ムービーを取り入れるようになりました。
テレビ番組でも「オシャレ」な番組ほど一眼ムービーを取り入れ
被写界深度の浅い(ボケが綺麗な)映像でオシャレさをより引き立てています。
また、企業の小さな販売促進映像を始め
絶対に無理だと言われていた結婚式などの
「記録」の分野でも一眼ムービーは流行っています。
その最大の魅力であり、難しい(技術・資金)部分は
やはり「レンズの交換」が出来ることです。
映画やCMなどの一部の業界だけに限られていたこだわりが
当たり前のようにできるようになりました。
爆発的に「映像美」の幅が出てくる
レンズが交換できるということは
カットによって毎回質感などを変えることができ
ひける範囲やボケる具合など、より細部にこだわれるようになりました。
最初こそ、「設備投資のことを考えると手が出ない」という会社もありましたが
今では「一眼レフがないと話にならない」というような状態になっています。
また、業界の流れは一般のビデオ・一眼マニアの間でも人気となり
プロ顔負けの装備で撮影を楽しんでいる人もたくさんいます。
プロの人間よりも趣味としていじっている「素人」のほうが
設備がしっかりしているという現象は相変わらずのようです。
この流れは止まることは無く、これからよりレンズ交換による
撮影ができる機材の利用が、当たり前になってくるはずです。