準備~撮影~編集を、仕事としているプロの業者の
ほとんどが、各パートのエキスパートが担当する分業制です。
各パートごとに会社自体が違うということもよくあります。
- 準備・・・コーディネーター(ロケハン、衣装、小道具、大道具)、ディレクター(監督)
- 撮影・・・カメラマン、照明、音声、アシスタント、ディレクター(監督)
- 編集・・・編集マン、ディレクター(監督)
どのパートにも関わっているのがディレクター(監督)です。
全てのパートをチェック・指示出しをして
基本的に最終的なOKを出すのもディレクターです。
みなさんが趣味として(アマチュアとして)やる場合
自分(監督)一人で全てやらなくてはならないということです。
いろいろなことを分担して作業するのに比べ
一人でやるのはとても大変に感じますが、その分達成感も大きくなります。
また、分業制の仕事にありがちな
撮影をもっとこうしてくれていれば・・・
こうやって編集してくれればもっと面白いのに・・・
というジレンマがなくなります。
自分一人で作品を作る醍醐味はまさにこの部分なのです。
作品というと大袈裟ですが、ただの趣味だとして
も実際に監督になったつもりで制作してみましょう。
動画制作をするきっかけとしては
- 子供の発表会
- 旅行での思い出
- 友人の結婚式
- 身近な方への余興やどっきりのためのショートムービー
- PV(プロモーションムービー)風のプレゼン映像
以上の理由が多いのではないでしょうか?
どの題材にするにしても、撮影素材がないと始まりませんが
それぞれの題材によって撮影内容も変わってきます。
発表会、結婚式などの記録系
基本的に1カットの尺が長いです。
三脚での撮影になることが多く
最初の立ち位置(三脚の位置)が非常に重要です。
被写体との距離、作れる画角(構図)を考え
死角への対策もしなければなりません。
また、三脚が使えない場面になると
手ブレや、ズームミス等にも
気を付けないといけないので訓練が必要です。
イベントの流れを予想してのぞみ
常に次の動きを考えながら動きましょう。
記録系の撮影で、最も重要なことは「柔軟性」です。
何が起きても慌てず、対応していきましょう。
結婚式の余興やショートムービー
脚本(構成)が非常に重要です。
内容が悪い(しっかり考えられていない)と
撮影がうまくいったとしても、結果的にいいものは作れません。
撮影本番よりも撮影前の準備の段階が非常に大事です。
ワンランクアップ→脚本と絵コンテ
友達とワイワイ作るだけでも楽しいものですが
一度みんなで内容を話し合ってもいいと思います。
撮影はテクニックも大事ですが
本番前に準備・想定する能力が非常に重要です。