一眼レフムービーの魅力でも解説しましたが
一眼レフで撮影した素材による動画制作は
単なる流行ではなく、これからの主流になる可能性があります。
というよりも、
写真を撮るための機材と、動画を撮るための機材は
民生機・業務機を含めて、徐々に垣根がなくなっていくはずです。
現に、外国では「ビデオカメラ」と呼ばれる機材で
撮影した映像作品は、あらゆるジャンルで非常に少なくなってきています。
ドキュメンタリーや、インタビューといった
一眼レフでは難しいと考えられるジャンルにおいても
ビデオカメラでの収録自体が、減少傾向にあります。
そのため、あくまで「趣味」として楽しんでいる場合であっても
一眼レフによる映像制作に対する準備を、徐々に進めていく必要があります。
最初は「セット」商品で構わない
一眼レフムービーを作るためには、ビデオカメラと同じように
撮影機材・編集機材が必要になりますが
趣味として始めるには、ちょっと高価なものになります。
しかしながら「画質のいい写真が撮れる」という特徴もあるため
写真と動画の2つの目的に使うことができると考えれば
一石二鳥でお得、という考え方もでるはずです。
いずれにしても、写真もしくはビデオ機材の
買い替えのタイミングで購入することをおススメします。
また、一眼レフの最も大きな特徴として「レンズ交換」ができることが挙げられますが
レンズに関する知識がない場合には、選ぶことが難しいと思います。
そのため、最初は本体とレンズがセットになっている
「レンズキット」で十分と考えましょう。
このレンズキットにも、いくつか種類があることが一般的ですが
真ん中の価格帯のものであれば「ひき」「より」の融通がききやすい傾向があります。
レンズにこだわるのは、ある程度慣れた後の段階にしましょう。
編集機材はちょっと「パワー」が必要になる
編集作業のための、パソコンについては
「ハイビジョン」の中でも、特に重いデータになるため
ややスペックの高いマシンが必要になります。
ハイビジョンの編集作業ができているマシンであれば
それほど問題のない場合もありますが
ハンディカムの素材でも重い、、、という場合には
専用のマシンの購入も考える必要があります。
詳しくは、また改めて解説したいと思います。
「一眼レフ」にとどまらない
「写真の機材で動画を撮る」ということを語る際
プロのスナップカメラマンが使っているような
ファインダーをのぞきこむ「一眼レフ」ばかりが注目されますが
写真を撮るための機材は、一眼レフだけではありません。
いわゆる「コンパクトデジカメ」と呼ばれる機材でも
以前から、動画が撮れるアイテムもたくさんあり
画質に関しても、ハンディカムよりもいいものになります。
「小型」「持ち歩きやすい」というメリットもあり
動画制作が、ますます身近なものになっていくはずです。