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コラム-34 ビデオのサブカメラは何がいい?

一般的な「業者」として撮影に臨む際には
「メインカメラ」にトラブルが発生した事態を考え
メインカメラと同程度か、やや劣る性能のカメラを「サブカメラ」として常備しています。

「一眼レフ」に比べて、ビデオカメラは「レンズ交換」といったような
カスタマイズ性が低いものですが、趣味として動画制作をしている人でもあっても
「カメラそのもの」を複数台持っていることは珍しくなく
もちろん数が多ければ、様々な用途が広がってくることになります。

いずれは「2台」のカメラを使えることで、制作がランクアップしていくはずです。

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カメラを複数台持つメリット

カメラを複数台持つことによって、広がってくる用途として

  • 「使い分け」が出来ること
  • 「同時収録」が出来ること

主に以上の2つを挙げることが出来ます。

用途によって使い分ける

前提として、使い分けをするためには
「タイプの違う」カメラであることが必要ですが
「シチュエーション」によって、三脚に乗せて撮るのか
手持ちで撮るのかといった、選択肢を持つことが出来ます。

どんな撮影にも、適した撮影手法があり
カメラによっても、向き不向きが存在します。

また「同時収録のメリット」にも含まれますが
1台を三脚で「定点(据え置き)」で使用し、もう一台を「手持ち」撮影することで
2つの画が撮影出来ることによって、最終的に「正解」の方を使うことが出来ます。

同時収録で表現に幅が出る

上で挙げたような「同時収録」は、編集作業の際にも
「臨場感」や、単純な「面白さ」を出すために非常に有効です。

2カメ3カメ撮影と、どんどん台数を増やすことによって
被写体の動きや、表情を適格な角度で追うことが出来ます。

編集は、骨の折れる作業になりますが
その分「面白味」も増え、最終的な「完パケ」のクオリティも上がるはずです。

この同時収録の「スイッチング編集」ということを加味すると
「単なる三脚」だけでなく「俯瞰」からのショットを狙える
「超小型カメラ」という選択肢も出てきます。

「サブカメラ」を購入するタイミング

今はまだ「ハンディカム」を使っている人でも
スキルアップしてくるにつれて「業務用」と呼ばれる
一回り大きなカメラを手に入れたいと思う時がくるはずです。

そういった際には、今持っているハンディカムをサブカメラにすることも出来ますが
メインとサブは、基本的には「同じメーカー」であることが望ましいです。

これは、微妙な「画質」の違いや「編集ソフト」での管理等
同じであることで「撮影後」の工程もスムーズになります。

そのため、メインをベースにサブを購入するのか
サブのメーカーが信用できるのであれば、そのメーカーのラインナップから
選ぶのかという、どちらかの選択をすることがおススメです。

特に今は「4k」への転換期であり、通常の「ハイビジョンカメラ」の
値下げが始まっているため、お得に手に入れるチャンスでもあります。

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