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コラム-32 撮影データをしっかり管理する

動画の撮影(素材)データは、普段パソコンで扱う他ファイルに比べても
かなり大きく、素材の保存・保管場所に困ってしまう人も多いと思います。

特に、ハイビジョン撮影が当たり前となった昨今は
あっという間に「ハードディスクを食う」ことになり、意外と深刻な悩みでもあります。

しかし無くなってしまっては、その後の編集が出来なくなってしまうため
「なんらかの形で」しっかりと残しておきたい・おくべきものでもあるはずです。

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効率的に管理するために

動画データと呼ばれているものの中には

  • 撮影時のまま変換・圧縮されていないもの(メタデータ)
  • 編集のため・視聴のために変換・圧縮されたもの

以上の2つが存在します。

保存・保管を考える際、その後の用途を考えて
以上のどちらのデータで残すか考えていきましょう。

後で「最初から」編集できる「メタデータ」

撮影メディア(SDカード・メモリーカード)の中身を
デスクトップ等に、そのままコピーしたデータを「メタデータ」と呼びます。

このデータは、撮影した素材全てが「無圧縮」のまま保存されており
「最も鮮度のいい」状態です。(劣化することがありませんが)

そして、このメタデータで残す最も大きなメリットが
もう一度「最初から」「圧縮されていない」データで編集し直すことが可能である点であり
またデメリットとしては「データ量が大きい」という点が挙げられます。

変換・圧縮をかけて残す

もう1つの保存方法としては、編集前・編集後に関わらず
タイムラインに乗せた後に「書き出し」を行い「1本にして」残すという方法です。

いずれにしても、編集後には「圧縮データ(AVI・MOV・MP4)」にして書く出すため
その「最終データ(完パケ)」だけ、別に残しておくという方法もあります。

この方法のメリットとして、やはり「最低限」の大きさに圧縮出来る点ですが
その反面、その「書き出した」ものを素に「再編集」をする場合は
最初から圧縮されてしまっているため、その後の書き出しデータは
より劣化してしまうことになる点は注意が必要になります。

「ただ残しておきたい」という用途向けの保存方法になります。

「とりあえず」残してことは必須

どちらの手段にも、メリット・デメリットがあり
好き嫌い・用途によって、決めていいことになります。

ただし、せっかくの撮影素材であり
必ず・とりあえず残しておくことは徹底しましょう。

また、デスクトップ(内臓ハード)に保存するだけでなく
「外付け」のハードディスク(HDD)に保存するという方法もあり
本格的に動画編集をしていくのであれば
用意しておきたいアイテムでもあります。

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