ここではテロップ(スーパー)と
画面装飾の使い方・解説をしていきます。
テロップの役割
テロップは本来
- 状況説明
- 予備説明・お助け
- 台詞・コメントの印象付け・補助
以上のために使われることがほとんどです。
普段、何気なく見ているテレビ番組・CMで
テロップがない番組は、見たことがないのではないでしょうか?
そのくらいムービーに
テロップが入っているのは当たり前になっています。
コンテンツの内容だけでなく、番組のスタッフロールや
CMの会社名も、テロップによって説明されています。
20年程前までは、動画にテロップを入れる作業は
とても大変なものであり、「専門の業者」もあったくらいですが
現在は、フリーソフト・デフォルトソフトでも
簡単に入れることが出来るようになり、様々なパターンがあります。
まずは「デフォルト」を使いこなす
プロの業者では「Photoshop」や「AfterEfects」を用いて
オリジナルテロップを作ったりしますが
フリーソフトやデフォルトソフトでも
かなり豊富なパターンを選べるようになってるので
まずは、編集ソフト内のテキスト機能を使いこなせるようになりましょう。
テロップは出すタイミングや画面の位置
テロップを出している尺によっても
見ている人の受け止め方が違います。
色やフォント、大きさでも違和感がないように設定して
意図していることが伝わるように工夫しましょう。
画面装飾
画面の淵に花柄や色のあるフレームを付けることによって
他の場面とは違うシーンであることが伝わります。
装飾が何もない通常のシーン(コーナー)との
「差別化」をするためには効果的です。
テロップと同じ要領で、静止画をムービーの尺と
同じように伸ばせば、尺全体を覆うフレームになります。
そのシーンにあったイラストなども混ぜ込み
テロップとの違いを出していきましょう。
装飾素材は多数販売もされていますし
テロップと同じようにPhotoshopで
オリジナルを制作して使うこともできます。
考えて入れることを忘れない
テロップや装飾を画面に挿入するためにはスペースが必要です。
スペースに余裕を持った構図で
撮影することが必要になってきます。
また、テロップ入れも画面装飾も初心者は
ついついやり過ぎてしまう傾向がありますが
視聴者が見やすいよう、視聴者目線での
制作をすることを心がけましょう。