前の講座で説明した2パターンの
カットつなぎの方法について、解説していきたいと思います。
カットつなぎの基本
OKテイクのみ抜粋する
クリップを1つずつダブルクリックしてモニターに表示
→OKカットの、使いたい部分だけ抜き出して
タイムラインに並べる、という方法です。
主に台本があって、シーンを順撮りではなく
バラバラに撮影をする「作り物」系や
今まで撮りためていたものを
ダイジェスト編集する時に、この編集方法が使われます。
取れ高にくらべてカットする尺が長いものが多いです。
例)取れ高300分→完パケ50分
この方法であれば、最短で完成動画に近づいた
ムービーをプレビュー画面で確認することができます。
タイムラインに全て並べてしまう
最初に全ての素材をタイムラインに並べる
→確認しながら余分な部分を抜いていく、という方法です。
主に「記録物」で使われる方法で
基本的にカットする尺が少ないものに使われます。
例)取れ高150分→完パケ120分
余分な部分を抜くだけなの
、カットつなぎの労力がが少ない分
総合的に時間がかかることが多いです。
撮影編でも触れましたが、カットつなぎは
「FIXとFIX」でつなぐことが基本です。
とりあえず「オシャレつなぎ」は、その後の段階にしましょう。
編集点を見つけ出し、視聴する人に
違和感を与えないようなカットつなぎが出来るようになりましょう。