まず撮影現場に入ったら何から始めるか
「作り物」なら脚本の頭から終わりまで「記録もの」なら自分の想像している進行通りに
思い描いている絵が撮れるような「立ち位置」に立って(三脚を置いて)みましょう。
感覚を掴む
一度客観的に・冷静に確認してみることで
無理のないパンで移せる範囲、ズームできる
「ヨリ」と「ヒキ」の範囲が分かってきます。
1メートル「立ち位置」が違うだけで
撮れる構図がかなり変わってきます。
どこに立つとどんな「画」が撮れるのか
ベストの「立ち位置」を把握しておきましょう。
次の動きが完璧に予測できない
「記録もの」の撮影では特にこの動きが大切です。
また、スピーカーの位置や風向きを確認して
「音声」に関してもベストな条件を整えられるように対策しましょう。
音楽会などの撮影では、スピーカーの近くに
ICレコーダーを置いたり、カメラを向けて置いたりして
音声を別撮りして編集で同期させることもあります。
外での撮影では風で音声がこもったり
車の多い場所だ、拾いたい音が拾えないこともあるので
ロケーションを決める際に、念頭に置いておきましょう。
いざ、カメラを回す前にできることはたくさんあるので
できるだけベストな条件で開始できるように対策しましょう。