脚本、絵コンテを参考に
しぼり、フォーカス、構図
様々な要素をしっかり調節して
その瞬間その瞬間を真剣に撮影することは大切なことですが
何よりも一番大事なことは
「常に完成した作品(完パケ)を想像しながら撮影をする」ということです。
常に変わり続ける「最終イメージ」
またこの「完成図」は、現場の状況によって常に変わり続けます。
脚本や絵コンテを、いくら綿密に計算して描いていたとしても
いざ現場に出てみると、思っていた状況と違う状況や
考えていた構図が撮れないということは頻繁に起きます。
そんな時でも慌てず、臨機応変に対応して
その場でプランを素早く練り直す、という能力が非常に大事です。
理想の完成図に近づけるにはどうすればいいのか
編集のつなぎ「カット頭」と「カット尻」の
組み合わせの画に関して
- 矛盾点はないのか・・・
- 違和感のあるカット割りにならないか・・・
常に考えながら、カメラをまわせるようになりましょう。
特に記録ものでは、進行は待ってくれません。
準備したものにとらわれず
常に編集、完パケを想像しながら撮影する癖をつけましょう。