再生メディアの移り変わり

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ムービーを作る目的というのは、人それぞれですが
「映像の残し方」の方法は、多岐に亘ります。

そもそも、一般的な家庭で自分で作った動画を
楽めるようになったのは「ここ20年くらい」です。

家庭用ハンディカムが普及した初期の頃は
「Hi-8」「miniテープ」といった「メディア」を使って
映像を保存するというところから、スタートしました。

しかし、現在のような「手軽な編集システム」は存在しなかったため
「撮影をしながら」編集をする、という手段でした。
例)最初のカットの前にフェードインボタンを押して回し始める等

今では、とても信じられませんね・・・

もちろん、失敗は許されませんでした。

変わり続ける「楽しみ方」

また、最終的な楽しみ方もテレビにデッキをつなぎ
デッキにメディアを挿入して、表示させるというものでした。

「ベータカム」や「VHS」等、いわゆる「テープ」でしたね。

現在では、メディア自体も進化しており
ベータカムからVHSになりDVD・ブルーレイとなりました。

ハードの進化と、メディアの進化は
代わる代わる、追い越し、追い抜いていくというものです。

現在では、「ブルーレイデッキ」
DVDを再生することが、最も一般的になっていると思います。

進化の内容としては「容量の増加」と「画質の向上」が主です。

圧縮技術の向上によって、高画質の映像を
少ないファイル容量で、保存できるようになりました。

現在(2015年)4Kなどの、新しい規格が出てきましたが
とりあえずの「高画質」は、すでに達成していると言えます。

ネットの進化が飛躍的に可能性を広めた

そして、ここ5年で一番変わったことは
ネットを通して動画を楽しむことができるようになったことです。

  • YouTubeやニコニコ動画等の不特定多数がアップロードした動画の配信サイト
  • レンタル企業のオンライン動画配信・契約期間限定のストリーミング配信
  • Drop boxなどのファイル共有での受け渡し

ディスクやメモリーカードへの記録だけではなく
「サーバー」「クラウド」を介した、物理的ではない
形のないメディアでの供給も急速に広まっています。

「スマートホン」「タブレット」で動画を見るということは
すでに「当たり前」のことになっていますが
ポケベルやベータカムの時代では考えられなかったと思います。

プロ(業者)ではなく、アマチュア(素人)が
活躍できるようになったのも象徴的です。

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