動画とは・・・静止画の集まりです。
その静止画は「小さな粒子(ピクセル)」が集まってできています。
基本的な定義
まずは、動画に関する「超基礎的な要素」を知っておきましょう。
現在は、主に2つの規格が流通しており
ゆくゆくは「HDのみ」になっていくと思われます。
SD(Standard Definition)・・・アナログ放送
解像度(ピクセルの数)・・・720×480
アスペクト比(横と縦の長さの比率)・・・4:3 or 16:9
(ピクセルの縦横比を変えることによって変わる)
いわゆるDVD画質であり、昔の「四角いテレビ」に映っていたものです。
HD(High Definition)・・・デジタルハイビジョン
解像度(ピクセルの数)・・・縦720以上
アスペクト比(横と縦の長さの比率)・・・16:9
いわゆるハイビジョン・ブルーレイ画質です。
フレームレート(1秒間に使用される枚数)
アナログ放送(ブラウン管テレビ)時代は
「NTSC方式」と「PAL方式」の2種類が採用されていました。
NTSC
日本国内での目にする映像は
静止画30枚(30フレーム)で1秒になります。
この方式を「NTSC」と呼びます。
・・・NTSC採用地域(日本、北米、東南アジアの一部)
PAL
PAL方式は1秒を25枚の静止画で表示します。
・・・PAL採用地域(ヨーロッパ、南米、北アフリカ、アセアン)
また旧ソ連の地域や、アフリカの一部では
特殊な規格を使用している国もありました。
意外と大切な要素
NTSC・PAL方式は、ハイビジョンを採用する際にも
受け継がれているので、知識として持っておきましょう。
現在、世界中で「デジタルハイビジョン」が標準になっており
放送方式はさらに複雑になっていて、全て理解するのは大変困難です。
フレームレートやアスペクト比などは、ハイビジョン編集でも
必要な知識のため、概念だけでも覚えておきましょう。
おさらい
ピクセルと呼ばれる小さな粒子を集めた
静止画を連続して表示することによって
動画(Movie)ができあがります。