写真などの「静止画」をプロジェクトに取り込み
動画と混ぜて使うというテクニックの他にも
制作中のムービーに、彩を加えることができます。
また昔のテープの素材や、DVDにしてしまった素材を
再度パソコンに取り込み、データ化したものを編集に使うこともできます。
ノンリニア編集に不可欠な「データ化」
現在のパソコンによる動画編集は
パソコン(ハード)内の、データファイルを参照することで
映像としてディスプレイに映し出し、「いじる」ことができます。
そのため、どうしても「データ化」の作業が必要になります。
Hi8やVHSの素材をデータ化するというのは
特殊なデッキ・アダプタを使用する必要があるので
現在では専門の業者に頼むしかありません。
(非常にビデオ周辺機器が高価な時代の製品のため
一般家庭で所有しているのは珍しいです。)
しかし、「miniDVテープ」であれば
撮影した際のハンディカムと「IEEEケーブル」があれば
データとしてパソコンに取り込むことが出来ます。
(パソコン側にもIEEEの端子が必要<現在では購入時にカスタム注文>)
IEEEのプラグの「口」の種類は
3種類あり、カメラ側は4pinと呼ばれる一番小さい端子ですが
パソコン側は6pinまたは9pinになるため、購入の際注意が必要です。
(通常Windowでは6pin、Macでは9pin<Fire Wire>)
また、DVDに焼いたものはあっても、元の素材がないという場合は
DVDからデータを抜き出し(リッピング)
変換(エンコード)をかけてプロジェクトに使用することもできます。
↓↓変換作業では「ぺガシス社」の「TMPEG」シリーズが非常に優秀です。
くれぐれも、DVDの素材の使用時は
「著作権の侵害」にならないよう注意しましょう。
こうした作業で使える素材の種類が増えるのはもちろん
もう使えないと思っていた素材を組み込めることは
思い出を残しておくための手段でもあります。